<妊娠出産を経て働き方は変わりましたか?>「働き方」に関する調査
カラダノートでは、今年特に関心の集まった話題である「働き方」に関して妊娠出産を経ての変化や認識について、調査を実施しました。
概要:
・調査方法:インターネット調査
・調査期間:2017年5月1日~5月20日
・情報公開日:2017年8月7日
・対象者:カラダノートママ部 メールマガジン”mamae”読者 2750名
(妊娠中の方:29%、0歳児育児中の方:55%、1歳以上育児中の方:16%)
質問:
Q1:出産前後での世帯年収はどのくらい変化しましたか?
Q2:出産を機に、働き方は変わりましたか?
Q3:パパの働き方は変わりましたか?育児の時間は取れていますか?
Q4:育児しながら働く上で、重要なこと(企業の制度等)は?
<Q1:出産前後での世帯年収はどのくらい変化しましたか?>
様々なケースについての回答が集まりましたが、全て平均すると、出産を期に世帯年収は 101万円程下がった という結果になりました。Q2-3の回答を合わせると、ママの働き方の変化による部分が大きいと言えるかもしれません。
<Q2:出産を機に、働き方は変わりましたか?>
上位5つの選択肢について、ほぼ均等に比率が分かれました。 大きくまとめると、「変わった」が約6割、「(育休を経る場合も含め)変わらない」が約4割 となりますが、“その他”の回答も多く、多様な働き方の変化を表す結果となりました。
<Q3:パパの働き方は変わりましたか?育児の時間は取れていますか?>
ママの働き方が変わった人が6割だったのに対して、パパの方は、出産を機に働き方を変更したのは6.3%のみでした。育休取得も2%に留まり、9割以上のパパは子どもが生まれても働き方は変わっていないという結果になりました。また、総じて、育児の時間を取れていないパパが多いという結果となりました。一方で、「パパが育児するに十分な環境」の回答は31%で、昨今の流れとしては、これでも改善の傾向にあるのかもしれません。
<Q4:育児しながら働く上で、重要なこと(企業の制度等)は?>
事前の調査から編集部にて選定した11の項目について、「育児しながら働く上で、重要だと思う度合い」の点数をつける形式で、回答を頂きました。
※絶対に必要(10点)〜必要ない(0点)
1位:女性やママに理解がある職場であること:9.1 点
2位:定時で帰れるフルタイム勤務:8.1点
3位:世帯年収を増やす(減らさない):7.9.点
4位:パートタイムでも、やりがいのある仕事:6.8点
5位:パパが定時で帰れる:6.4点
6位:オフピーク出勤(満員電車を避けられる):6.1点
7位:在宅勤務できる(週1-2):5.5点
8位:子連れ出勤ができる:5.0点
9位:在宅勤務できる(週3以上):4.9点
10位:パパの育休:4.6点
11位:パパの在宅勤務:3.1点
抽象的ではありますが、「理解のある職場」が1位で、細かい制度よりも会社の姿勢や人間関係が重要といった声が多く聞かれました。また、上位の結果をつなげると“理解のある職場で、定時内のフルタイムで、しっかり稼ぎつつ、やりがいのある仕事” となります。福利厚生等の話題で耳にすることが多くなった「在宅勤務」や「子連れ出勤」については、 相対的には育児との両立にはそれほど重要でないという結果になりました。パパの育児については、在宅や育休以上に「定時で帰れる」が上位となり、「まずは少しでも育児に参加を」という声を表す形となりました。
各質問について、”その他ご意見など”の項目にはとても多様な回答が寄せられました。それらについては別の機会に紹介させて頂きます!
<会社概要>
企業名 :株式会社カラダノート
本社 :東京都港区芝公園2-11-11芝公園2丁目ビル3F
代表 :佐藤竜也
事業内容:妊娠出産育児にまつわるツールアプリ開発、プレママ/ママ向け情報コンテンツ配信
URL :https://corp.karadanote.jp/
<提供サービス>
ママがママに寄り添うウェブサイト
カラダノートママ部:https://mamab.jp/
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