弊社が”ヘルスケア系ベンチャー”であるかどうか?は外部の評価におまかせするとして、
我々自身は”家族の健康を支え笑顔をふやす”をビジョンに掲げて事業を行っており、
そのためのベストな形を常に模索しています。
その模索の中で最も大事だと思っているのが、”そもそも健康とは何か?”という問いかけです。
健康とは何か?非常に悩み、考えました。
病気や怪我をしていなければ健康なのか?
いや、妊婦さんは病気ではないがとても困っている。健康とは言えないのではないか。
そこで辿り着いたのが、WHOが掲げる健康の定義。
Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.
健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが
満たされた状態にあることをいいます。(日本WHO協会訳)
つまり、何であれ悩みや不安がある状態は健康ではないと言えるわけです。
元々、医療業界に思い入れがあり、変えたいが故に起業した訳ではなく、
体に関して悩んだり困っている人が多数いる状態を打開したく起業した訳なので、
この定義は非常にスッと入ってきました。
例えば、今弊社が注力対象として掲げている妊娠~育児層のママさんたちは、
妊娠中はお腹の命が無事育っているか気が気でない。
産後は産後で、育児の仕方に正解を求め悩む。子供の将来を案じ、経済的に不安を感じる。
別に病気で病院に通っている訳ではないですが、非常に悩み困っています。
その人達を支えることこそ、”家族の健康を支え~”につながると考えています。
また、病気は治癒、つまりマイナスがゼロになると一般的にはゴールです。
ダイエットも一度目標を達成するともっと痩せ続けようとはしないですし、リバウンドも多い。
大体課題が解決されると改善はやめてしまいます。
弊社も血圧アプリなどの提供を通じて、そうした利用者傾向を多く見てきました。
もちろん巣立つことは良いことではあるのですが、またぶり返すリスクを孕んでいるのであれば、
もっと長い目で付き合ってサポートしていけるサービスにしたい。
そういう視点から、ゼロをゴールにするのではなくゴールがないプラスを増やしていこう。
という視点で、”笑顔をふやす”という文言をビジョンに含めました。
特に育児は正解がなく、暗中模索し悩みが尽きることはないですが、楽しさ・笑顔は非常に大きいです。
そこをマイナスのところから、無限のプラスまでサポートしていけるのはとてもやりがいがあります。
まだまだビジョンに向けての進捗でいうと一歩踏み出せた位の認識ですが、
常に”健康とは何か?”を自問自答し、視野狭くなることなく、
ビジョンに向けてベストな形で成長していきたいです。