先日、うちのメンバーとランチに行った際に、
”縁を大事にしないと、運は巡ってこない”という話をしたのですが、
自分で言いつつ自分ももっと意識しないといけないなと思ったりしました。
これまでも、小さな縁を大事なことにつなげてきたことは、
例を挙げればキリがない位あるわけですが、
それでも雑に扱ってしまってチャンスを逃してしまった縁もあったと思います。
周りを見回してみると、その場での自分の感情やプライドを優先して、
縁を雑に扱っている方は良くいると思います。
例えば、
・会社を辞める時に、言わなくても良い会社へのクレームをわざわざ吐き出してから辞める。
→ せっかくの縁なのだから、お互い前向きにすべきところあえて後ろ向きにするのはもったいない。
・打ち合わせで相手を見下して、とても横柄な態度をとる。
→ その人との縁だけでなく、その会社のイメージすら悪化させていることも。
・打ち合わせがつまらない?のか、その場でtwitterにつまらないと書き込む。
→ 今の時代っぽい実話なわけですが、凄いプライドだな。。と思ったり。
・面接後に、わざわざ愚痴的なことをソーシャル上に書き、上から目線
→ うちの面接後ではなく、うちに応募があった人の話ではありますが、
損してるなーという印象しかなかったです。
などなど。
”人の振り見て我が振り直せ”な例は多数見てきたので、
自分はそうならないようにしようと常に意識はしています。
ただ、難しいのは”縁”を意識しすぎて、仕事として成り立たないのに、
無理をしてしまうというケース。
ここはちゃんと判断をしないといけない訳ですが、
それを断ち切るときにも適切な断ち方というものがあって、
誠実に対応し今後の可能性を残してはおく。というのは大事だと思います。
(↑の例だと、やめるとかそのMTG自体は役立たないとかがそれにあたるかと)
果たして、自分は最近のケースにおいて色々誠実に対応ができているだろうか。
縁はしっかり活かせているだろうか?
改めて振り返ってみた次第です。
これは採用やその面接にも言えると思っています。
ご応募をいただいた時点で、何らかの縁があってのことだと思いますし、
面接をするということも縁だと思います。
昔、前職時代の上司が
「採用面接で可能性が無いと思った場合でも、相手に何かを得て帰ってもらいたい」
と言っていたことが印象に残っていますが、
私もそういう意識は持って面接はしていたりします。
時には、相手の熱量が低すぎる場合、
”弊社ではなく、こういう会社の方が合うと思う”
と、その場で結論を申し上げることもよくあります。
また、現職に対してのやり切れていない未練がにじみ出ている場合、
残る方が良いのではないかということを申し上げることもあります。
すべてにおいて、
”せっかく来ていただいたのだから、何か自分としての価値を提供したい”
ということではあります。
それは対社内においては尚更で、
一緒に働くというのはとても強い縁だと思うので、
その縁を大事にするためにも、全メンバーに幸せになってほしいという思いはあります。
(その考えをどううまく伝えるかというのは課題だったりしますが、、、)
採用面接という小さな縁から、お仕事の取引という貴重な縁
同じ会社で仕事をするという非常に大きな縁まで、すべて大事にできて、
初めてどこかで良い縁や運が舞い込んでくると思っていますし、
これまでも実際そうだったので、さらに強く意識せねばと思った次第です。
まずは隗より始めよで、自分が縁を大事にするところから見せていければと思いました。
(同じようなことを4年前にも書いていたので、考えだけは変わっていないようです。)