とは何?原因や対処法・治療法なども解説.png)
「最近頭髪が薄くなってきた気がする」とは、多くの男性に共通する悩みでしょう。薄毛の原因にはさまざまなものがありますが、「AGA」を発症しているケースも多いです。
しかし、「AGA」という単語は知っていても、その原因や症状などについては詳しく知らない人も多いのではないでしょうか。そこで今回はAGAとは何か、詳しく解説します。

※本記事は、いかなる医学的助言を提供するものでもありません。ご自身の症状やそれに対する治療法等につきましては、必ず医師に相談していただきますようお願いいたします。また、本記事内の薬効等の記載は、全て公式ページまたは医師の執筆・監修した記事を出典として用いております。
Contents
AGA(男性型脱毛症)とは
そもそもAGAとは、男性型脱毛症(AndroGenetic Alopecia)の略で、思春期以降に始まってから徐々に進行し続ける脱毛症状のことを指します。
また20代後半から30代にかけて発症することが多く、徐々に進行するのが特徴です。進行すると本来は数年かけて成長し続けるはずの毛髪が大幅に短くなってしまい、毛髪量がだんだんと少なくなります。
早めに対処するれば進行を大幅に遅らせることもできるので、放置せず、早めに対処しましょう。

出典:https://www.clinicfor.life/articles/a-055/
出典:https://www.agaskin.net/aga/aga/
AGAの原因
なぜAGAが発症してしまうかは明確になっていませんが、いくつかの原因があることはわかっています。主に考えられている原因は以下の4つです。それぞれ詳しく解説します。
- 頭皮の血行不良
- 髪を育てるための栄養不足
- 男性ホルモンの影響
- 遺伝
男性ホルモンの影響
AGAの主な原因とされるのが、男性ホルモン「テストステロン」の影響です。このテストステロンが頭皮にある酵素「5αリダクターゼ」と結合することで、強力な男性ホルモン「ジヒドロテストステロン」となります。
脱毛因子は毛母細胞などの働きを抑制する作用があり、まだ成長を続けるはずだった髪が退行して抜け落ちてしまう原因です。
また、主に頭皮にある酵素や男性ホルモン受容体の活動が活発である場合には、AGAが発症しやすいといわれています。

出典:https://agacare.clinic/official/column/749/
遺伝
AGAは男性型脱毛症(AndroGenetic Alopecia)の略ですが、Gに当たるGeneticは遺伝の意味です。男性ホルモン受容体の数は遺伝の影響が大きく、薄毛の原因の81%は遺伝であるとも言われています。
他の原因ではなく遺伝だとわかれば対処方法も明確になってくるため、医療機関でAGA遺伝子検査を受けるという手もあります。

出典:https://www.d-clinicgroup.jp/clinic/aga/cause/#heredity
頭皮の血行不良
髪の成長において、頭皮の血行は非常に重要です。髪を作ったり、成長させるためにはその元になる栄養が必要です。
血行が悪く十分な栄養が届かなければ、髪は上手く育ちません。

出典:https://www.clinicfor.life/articles/a-055/#section-5
髪を育てるための栄養不足
血行が悪いと髪を育てる栄養を届けることができませんが、血行が良くても必要な栄養が足りていなければ、毛根に栄養を送れません。
他にも亜鉛や鉄分といったミネラルも必要ですが、偏った食生活をしていると不足してしまいがちな栄養素です。魚介類にはアミノ酸が多く、亜鉛や鉄分以外のミネラルなども摂取できます。

出典:http://aga-c.com/aga-knowledge/aga-life
AGAの症状と進行型
AGAは進行性の脱毛症ですが、症状の速度や進行型などには個人差があります。早期発見・早期治療のためにも、進行していく症状とそのタイプに関しても把握しておきましょう。
AGAの基本的な症状
AGAの症状はいくつかありますが、基本的には生え際や頭頂部辺りの毛髪が薄くなっていくのが一般的です。
AGAを発症していると、寝起きの枕に付着している抜け毛が多く感じたり、洗髪時の抜け毛も多くなっていたりすることがあります。
また髪の育成状況が悪くなっているので、細い毛が多くなり全体的にボリュームが減ります。

@https://www.agaskin.net/aga/aga/
進行パターン
AGAの進行パターンは、大きく3つに分類される「高島分類」や、9つの型に分類した「ハミルトンノーウッド分類」で表されることが多いです。
ここでは、アジア人に多く見られる進行パターンである以下の「高島分類」について紹介します。
- 頭頂部からくるO字タイプ
- 額の生え際からくるM字タイプ
- 前頭部からくるU(A)字タイプ
O字タイプ
O字タイプは頭頂部付近から円形に脱毛が進むのが特徴で、症状が進むと頭頂部のつむじ辺りの地肌が見えてきます。鏡で見ると見えにくい位置のため、家族や友人に指摘されて初めて気づくという人も多いです。

M字タイプ
M字タイプは額の両サイドの生え際が徐々に後退していくのが特徴で、頭部を上から見た時にMの形になっているのが特徴です。自分で気づきやすいので、早期治療もできるでしょう。

U(A)字タイプ
U字タイプはM字と似ていますが両サイドだけでなく前頭部も徐々に後退していくのが特徴です。O字とM字がつながり同時に広がっていくタイプでもあります。
前髪全体の生え際が徐々に後退していくので、自分でも気付きやすいのが特徴です。

出典:https://www.agaskin.net/aga/aga/
AGAの対処法
AGAは進行性の脱毛症なので、放置していても勝手には改善しません。「もしかしてAGAかも?」と思ったら、早めに医療機関で診察を受けると良いでしょう。

早めに治療を開始する
AGAは、まだ育ち続けるはずだった髪が育ち切らずに抜け落ちてしまうものです。本来なら数年かけてヘアサイクルを繰り返すはずが、半年程度で髪の寿命を終えてしまいます。
AGA治療を早めに始めたほうが効果的と言われるのは、髪が生えてくる回数には限度があるためです。生え変わる回数が残っていなければ、いくら投薬治療をしても現在の医学では生えません。

出典:https://www.clinicfor.life/articles/a-100/#section-11
医療機関で診察を受ける
薄毛は、AGA以外にも様々な原因が考えられます。症状に合った市販の育毛剤・発毛剤を選ぶのはなかなか難しいので、薄毛の原因を診断・対処してくれる医療機関で診察を受けることをおすすめします。
薄毛の症状を自覚したら早めに診察を受け、AGAかどうかをはっきりさせてしまったほうが良いでしょう。

出典:https://gorilla.clinic/operation/aga/knowledge/other/
AGAの治療法
AGAの治療は大きく分けて2つになります。1つは経口摂取する内服薬で、もう1つは頭皮に直接塗布する外用薬です。
よく使用される治療薬は以下の通りです。
- プロペシア(主成分:フィナステリド)
- ザガーロ(主成分:デュタステリド)
- ミノキシジルタブレット
出典:https://www.clinicfor.life/articles/a-098/
どれも効果が期待できる治療薬ですが、副作用が起こることもあるのでそれぞれ解説していきます。

プロペシア(主成分:フィナステリド)
プロペシアは国内で初めて販売されたAGA治療薬で内服薬として使用されます。主成分のプロペシアは薄毛の進行を止めたり、AGAの予防効果が期待できます。
フィナステリドは「5αリダクターゼ」の働きを阻害し、男性ホルモン「ジヒドロテストステロン」が増えるのを防ぐ効果があります。
副作用としては、発生率は1%以下ですが性欲減退・勃起機能障害・肝機能障害が起こることがありま。

出典:https://www.clinicfor.life/articles/a-098/
出典:https://www.clinicfor.life/articles/a-010/
ザガーロ(主成分:デュタステリド)
ザガーロもプロペシアと同じようなAGA予防効果が期待できる内服薬です。
プロペシアと同様に発毛を促進させる薬ではありませんが、脱毛因子を増やさないことによってヘアサイクルが短くなることを防ぎます。
効果はプロペシアよりも高いのですが、その分副作用も発生確率が高いというデータがありますので、医師と相談して服用をしましょう。

出典:https://www.clinicfor.life/articles/a-010/
ミノキシジル
ミノキシジルは育毛剤の成分としても知られており、血行の改善と発毛を促進させる効果があるとされています。内服薬と外用薬のどちらも存在しており、内服薬はミノキシジルタブレットとして処方されます。
ミノキシジル血圧を下げる「降圧剤」として作られたもののため、副作用としては動悸・息切れやむくみ・頭痛などいくつかの症状が出ることがあります。
また服用開始時の一時的な脱毛や、毛髪以外の体毛増加なども見られるケースがあります。

出典:https://www.clinicfor.life/articles/a-010/
AGAのチェック項目
自分がAGAかどうかは、医療機関で診察を受けないと確実にはわかりません。しかし、AGAかもしれないと判断できる症状はいくつかあります。

- 抜け毛が徐々に増えてきている実感がある
- 洗髪時や寝起きに抜けている毛が増えている気がする
- 額の面積が広くなった
- 頭頂部のボリュームが減ったと思う
- 髪の毛が細くなっていると感じる
- 血のつながった人にAGAかもしれない毛髪状態の人がいる
明確にAGAかどうかは、診察を受け、場合によってはAGA遺伝子検査までしなければ断定はできません。しかし上記はどれも何らかの脱毛症の症状なので、医療機関で診てもらうのがおすすめです。

出典:https://www.agaskin.net/aga/aga/
出典:https://brand.taisho.co.jp/contents/riup/detail_353.html#a2
おすすめAGAクリニック3選
AGAスキンクリニック
- 独自に処方したオリジナル発毛薬「Rebirth」を処方
- 豊富な割引サービス・キャンペーン
- 全国62店舗の提携院で急な引っ越しでも安心
AGAスキンクリニックは2019年3月時点で100万人以上の患者の薄毛の相談を受けている、男性の薄毛や抜け毛治療に特化したAGA治療クリニックです。以下の割引キャンペーンが開催されています。
- 新規開院記念プラン: 全ての治療が10%OFF ※2021年8月31日まで
- 学生割引: 全ての治療が10%OFF※終了時期は未定
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毎月の治療内容に応じてポイントが貯まるLINEショップカードを活用すれば、人気ヘアケア商品や割引券がゲットできます。

AGAスキンクリニックの料金
- 予防プラン:初診3,700円・再診6,200円(税込)/月
- 進行を遅らせるプラン:初診・再診料0円・内服薬15,400円(税込)/月
- 発毛プラン:初診・再診料0円・内服薬38,500円(税込)/月
基本情報
オンライン診療 | ○ |
---|---|
無料カウンセリング | ○ |
店舗数(全国) | 62店舗 |
店舗エリア | 北海道/青森/宮城/秋田/東京/神奈川/埼玉/千葉/栃木/群馬/愛知/静岡/三重/富山/長野/大阪/京都/兵庫/奈良/岡山/広島/愛媛/高知/広島/山口/福岡/熊本/鹿児島/宮崎/沖縄/長崎/佐賀 |
公式サイト:https://www.agaskin.net/
AGAヘアクリニック
- カウンセリング・診察はいつでも何度でも無料
- AGA治療のみのオンライン治療実績100,000件以上※(2021年6月時点)
- オリジナルシャンプー & コンディショナーも用意
AGAヘアクリニックは、通いやすさを重視した低価格の治療プランを用意しているAGA治療クリニックです。医療ローン等の無理な勧誘などは一切ありません。
薬の配送はクリニック名表記なし、郵便局留めにも対応するなど、プライバシーに配慮されたサービスが魅力です。
AGAヘアクリニックの料金
- 現状維持・薄毛予防プラン:1,800円~8,000円(税込)/月
- 標準治療プラン:10,800円~18,000円(税込)/月
- 発毛効果を高める治療プラン:22,800円~31,000円(税込)/月
基本情報
オンライン診療 | ○ |
---|---|
無料カウンセリング | ○ |
店舗数(全国) | 2店舗 |
店舗エリア | 東京/埼玉 |
公式サイト:https://agahairclinic.or.jp/
※3 治療を希望する場合、初診では薬代のほかに別途血液検査費用がかかります
Dクリニック
- 一人ひとりに合わせた600パターン以上のオリジナルの処方薬を用意
- 食生活・生活習慣指導もプラン内の料金で受けられる
- 遺伝子検査などのオプション検査も任意で受けられる
Dクリニックは、21年の間に延べ255万人※1の患者に薄毛治療を行ってきた実績のあるAGA治療クリニックです。
Dクリニックが医療連携を行っている、聖マリアンナ医科大学の井上肇特任教授が開発した、600パターン以上のオリジナルのお薬を院内で調剤処方している点が特徴です。
食生活・生活習慣指導もプラン内の料金で受けられるので、普段の生活面からも薄毛対策が考えられるでしょう。

Dクリニックの料金
- アドバンスト発毛治療プラン:初診11,000円・再診16,500円~35,200円(税込)/月
- 単剤処方治療プラン:初診12,100円~15,950円・再診24,200円~35,750円(税込)/月
基本情報
オンライン診療 | ○ |
---|---|
無料カウンセリング | ○ |
店舗数(全国) | 7店舗(男性院は5店舗) |
店舗エリア | 東京/愛知/大阪/福岡 |
公式サイト:https://www.d-clinicgroup.jp/clinic/
※1 1999年7月~2020年12月のDクリニックの延べ患者数
よくある質問
出典:https://www.clinicfor.life/articles/a-055/#section-1
出典:https://www.clinicfor.life/articles/a-055/#section-3
出典:https://agacare.clinic/official/column/749/
出典:https://www.clinicfor.life/articles/a-102/#section-5
出典:https://www.d-clinicgroup.jp/clinic/aga/beginner/#p3
出典:https://www.agaskin.net/aga/aga/
まとめ
今回はAGAとは何なのか、AGAの原因や対処法を含めて詳しく解説しました。AGAは若くても発症することがあり、放置しておけばどんどん進行してしまうのが特徴です。
治療は早期に開始したほうがより効果的のため、薄毛の兆候が見られたらすぐに専門の医療機関を受診するのがおすすめです。診断・検査の結果から自分にとって適切な治療を提案してくれます。
