会社が芝公園というベンチャー辺境地にある理由とメリット

たまに聞かれます。何で本社を浜松町にしたのか?と。
1番の理由は、”港区内で交通利便性×賃料で1番だったから”です。
 
 
元々、創業時は自宅を本社登記していました。その家が港区内でした。
その後、港区の創業支援制度を使い借入をしました。
その借入の条件が、”本社が港区にあり続けること”だったんですね。
なので、港区縛りの中で極力安いところを選び続け、今に至っています。
(そう言えば、創業間もないころに長期で借りた借入がようやく今年で返し終わります)
 
現オフィスも山手線では浜松町が最寄り。前のオフィスも。
一時期、製薬会社相手の事業が中心で、製薬会社は日本橋近辺に多い。
日本橋は浅草線で一本でいけます。
IT系だと、六本木か渋谷が多い。それも大江戸線か山手線でいけます。
3線使えるメリットもあり、浜松町を選んでいましたが、今は三田線も近いので4線使えます。
 
 
ただ、この交通の便以上にメリットを感じることがあります。
それは、”自分たちの仕事に適度な緊張感をもって集中出来る” ということです。
 
 
たまーーに渋谷に行くことがありますが、ちょいちょい知っている人を見かけます。
(といっても、相手は私のこと忘れてるか知らないかレベルだと思います)
渋谷にオフィスを構えている知人曰く、結構よく遭遇して話をしたりする。ということは言っていました。
大体みんな、そういう時にイケイケなことを言ったりするので、私としてはちょっと苦手なんですよね。
周囲への見栄えとかを意識する人もいたりして、何となく本質的ではないなと。
ユーザーが多くいる地域に構えるとかなら未だ分かるんですが、
事業上無関係な他社と近くに構えて刺激を~というのは私は合わないタイプです。
それなら、誰も知り合いがいない環境で自分の仕事に集中をしたい。
”他社はすごく頑張ってるだろう”という想像位の緊張感でよいと思っています。そもそも見た姿が本当の姿でも無いですし。
なんなら、鎌倉とかつくばでも良いと思ってしまいますが、それだとちょっと通勤が不便。
現実的に辺境地芝公園はベストな解かなと思います。
 
 
次どこに移転するかわかりませんが、少なくともベンチャー集積地にはいきたくないと。
最も自分たちの価値創出に集中出来る環境を追い求めたいと思っています。