「不易流行」の視点でサービスのコアを作る

最近読んだ本の中に、「不易流行」の視点が一歩引いたアイディアにつながる。
といった記述があり、別で最近みたテレビ番組を思い出したりしました。

その番組は、
NHKスペシャル ママたちが非常事態!? ~最新科学で迫るニッポンの子育て~
の1と2の両方です。社内全メンバーで視聴会をしました。
子供がいるメンバーからいないメンバーまで、幅広く内容に刺激を受けたようで、
非常に良い番組だなと思いました。

その中で、人間は本能的に”共同養育”がしたいという欲求がある。
という内容がありました。
これはまさに不易の部分で、今後先を考えても変わらないんだろうなと。

ただ、どうしても社会環境が昔と変わってしまい、子育てにおいて共同養育ができていない。
が故に、ママたちに負荷が集中してしまっている。という内容でしたが、
そこに対しての解決策として弊社のような会社が考えるべきなのが、
”流行”の部分で、いかに新しい技術も含めてそこの課題解決につなげるか、なのだと思います。

不易な解決策としては、コミュニケーション・助け合い・共同ということだと思いますし、
流行という点では、スマホやアプリ、チャット、テレビ電話などがあると思います。
ただ、解決策についても新しければいいというわけではなく、
実は、アナログにしゃべれる場を提供するということも1つだと思いますし、
会いに行くということも1つの選択肢だとは思います。

”カラダの悩みや不安を解消する”という点においても、
人間本質的な解決策は昔から変わっていないと思いますが、
手段が時代に応じて変化をしてきたと思っています。
そして今後も確実に変化をしていき、10年後はどうなっているか考えることすらできません。
そんな時こそ大事にすべきなのが”不易流行”で、不易な部分に着目することじゃないかと思います。

不易流行の視点が一歩引いた視点で良いアイディアにつながる。
というだけでなく、将来を見据えたサービス方向性の上でも、
重要な視点や差別化になるのだろうと思い、
適宜思い返す機会を作らねばと考えているところです。

今のこの手段がなくなったとしても、10年後20年後でも使える部分はあるだろうか?
そうした不易なコアがあるサービスをしっかり作っていきたいと思います。

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