仕事も事業も再現性が重要

個人の仕事も会社の事業も、”再現性”が非常に重要だと思っています。
個人の仕事として再現性がないと、継続して任せにくい。
会社の事業として再現性がないと、企業継続に疑義が生じる。
 
 
たまたま1回良かっただけでその後成果が出せないことや、
いいアイディア、イケてないアイディアにムラがある人によくあることですが、
考えるプロセスや整理の仕方が”勘の域を出ていない”と感じることがあります。
 
 
そういう場合に意識して欲しい点を色々考えたのですが、
詰まるところ ”常に分類して考える” なのかなと思いました
 
 
例えば、ブレストのフロー

重要なのは、発散→分類整理→再発散のフローを経ているかどうか?
ブレストあるあるですが、最初の発散で出てきた良さげな案をそのまま採用して体系的に整理がされていない。
もっと良いアイディアがあるかもしれないのに、パッと思いついた数案の中からベストを選んでいる。
一度分類整理をした上で、再度分類ごとに何個も出していく。そして案が増えた中からベストを選ぶべき。
ベストの選び方も、評価軸を多角的に設けるべき。
短期収益性、成長可能性、ビジョン一致度、勝てる可能性 等々
1点だけで選んでは微妙な案に落ち着く。
その辺が、仮に再度やることになっても同じ結論が導き出される位が良いと思っています。
 
 
例えば、原因や改善策を考える。
 
ロジックツリーを組み立てて考えるべきだと思いますが、その際も分類が必要。
そして、分類ごとに思いつく案を出していくというフローが必要です。
1段階ではなく、2段階、3段階と深堀をしていくことが重要。
 
 
抜け漏れ・ダブリなく(MECE)考える。
 
MECEかどうか考える上でもカテゴリ分けや整理の意識は必要。
そして、漏れやダブリがないか考える。パッと思いつきだけだと、抜け漏れもありますし、
整理がされていないとダブりもあります。
 
 
完全マグレでのソロホームランよりも、
再現性のあるアベレージヒッターの方が重宝されます。
(再現性のあるホームランバッターが最強ですが)
どうすればあとで同じように考えられるか?
そこを考えると、上記のような分類意識が必要なのではないかなと。
 
 
勘とたまたまを中心としたアウトプットではなく、
再現性のあるアウトプットを増やしていきたいです。