最後は”気持ち”が勝負を決める

私は、ビジネスの成否は最後は気持ちが決めると思っています。
気持ちが強い方が勝つ。
もし負けているとしたら、想いが強くないだけ。
 
 
よく、「神は細部に宿る」と言われます。
事業にせよサービスにせよ、細部まで拘ることが重要。
こだわろうという気持ちは、想いが強くないとできません。
 
私は特に美的感覚が優れているわけでは無いですし、
オシャレな方でも無いと自覚していますが、
サービスの見栄えや機能についてはかなりこだわる方です。
 
敢えて口を出さないように意識をすることはありますが、
口を出すと決めたらダサく感じるものはダサく感じるといいますし、
行間や画像位置レベルでも変だと思ったらそう言ってきました。
誤字脱字チェックや数字チェックも、コーポ部門より鋭い自信があります。(と言いつつブログで誤字ありそう)
経験の場数と言えばそれまでなのですが、常に
”絶対に雑なものは出せない””失敗は許されない”
という気持ちをもって見てきたので、自然とフィルタができただけな気はします。
デザインも数字のズレも”違和感を感じる”が1番大きいです。何か当てがあるわけではないです。
 
 
逆に、サービスでの対ユーザー印象、日常業務での費用対効果を考え、
どうでも良いことにはとことんこだわりません。メリハリ。
大概、こだわりが強いのに上手くいかない人はこだわるポイントがズレてるのだと思っていて、
何が目的なのか?それに向けてどこにこだわったほうが良いのか。
それは意識をします。
どこにもこだわらないというのは1番良くないですが、
こだわりポイントがズレているのも残念な印象はあります。
 
 
細部へのこだわりだけでなく諦めないというのも”気持ち”が重要。
松下幸之助も、「成功するまで諦めなければ成功する」
ということを言っていて、私もそれは強く心に留めています。
 
自分としては、ポッと出の会社や真似てくる会社に負ける気は全くしません。
仮に今どこかの点で負けていたとしても、ビジネスというのは長期戦。
絶対に勝つと強く思い続けられる方が勝つと思っています。
長い間ブレずにやっていることも自信としてあるので、気持ち面では負ける気がしない。
  
常にその”気持ち”については自問自答します。
仮に自分の気持ちが低下したとしたら、それだけで危機だと思っているので、
その気持ち管理には相当気を付けます。
基本的には何も無くとも気持ちは強いままなのですが、
少しでも変化があった場合は意識的にに感情コントロールをするようにします。
 
 
育ちが体育会系なので、何なら毎日”勝つ!”と唱和しても良いくらいですがw
ちょっとそれは文化的に控えています。
でも、気持ちを高ぶらせ、絶対に負けない、最後は自分たちが勝つ!
と強く思うことは非常に重要だと思います。そして、その気持ちが細部へのこだわりをうむ。
一見冷静が良いようにも思えますが、こだわりもなく淡々と微妙な仕事をしてもうまくはいきません。
 
 
スキルやセンスが無くて負けるのではない。スキルやセンスの差なんて大してない。
負けるとしたら、想いが弱かった、気持ちが弱かっただけ。
そこさえ高めていけば絶対に上手くいく。
そう自分自身にも言い聞かせて、さらに進んでいきたいと思っています。