社内向けの年始挨拶で”プロ意識”について話したので、
自分に向けての備忘録も兼ねて。
前エントリーの通り、今年は”やるかやられるか”の年になると思っています。
その上で必須なのが、メンバー全員のパワーアップ。
簡単に言うと、プロ意識を高める事だと思います。
スポーツ選手はアマがいるのでわざわざ”プロ”とついていますが、
ビジネスマンも言わずもがな全員”プロ”なわけです。
実は事務員で生計を立てつつ、エンジニアをしている。という人はいません。
その職業でお金をもらっている以上、全員が”プロ”なわけです。
では、”プロ”とはどんな人か。
まず、
『誰にどんな価値提供をし対価を得ているか、明確に意識する』
というのは必須の条件です。
プロ野球選手はファンに感動や興奮を提供している。
対して弊社は、利用者が少しでも健康になれるように、
健康雑学ゲームや情報提供を行っています。
なので、利用者のためにならないことはやるべきではないし、
ためになることは積極的にやるべき。
そういう意識は常に持たないといけません。
”誰向けか?”は最重要な意識です。
2点目は、『自分の役割は何か?』
チームでやる以上、必ず役割があります。
開発をする、デザインをする、数字を管理する、経営をする。
あくまで”役割分担”なので優劣はないですし、全員がその意識をもたないといけません。
ただ、少人数の企業と大企業では”役割”意識も異なります。
大企業は1000人で野球をしているようなものなので、
誰かがフライを見逃しも誰か捕りますし、エラーしても誰かはカバーできる。
少人数だとそうはいきません。
もちろんカバーはすべきですが、”自分が捕ってやる”という意識を全員が持たないと、
他の誰も捕ってはくれません。
“自分はココだけでイイ”
という意識が命取りなのが少人数の会社です。
攻めのシーンにおいてもかなり違いがあります。
1000人いたら、打順(チャンス)もなかなか回ってこないですが、
少人数であれば打順(チャンス)はしょっちゅう回ってきます。
そこで結果を出せば、その分自分の評価も上がりますし、
結果を出せなければ、その分自分の評価も下がります。
大企業であれば、素振りで評価されたものが、
ベンチャーでは結果を出さないと評価されない。
評価と結果の結びつきが濃いのが特徴だと思います。
当然その分エキサイティングです。
3点目は、『日々の効果検証を欠かさない』
プロスポーツ選手の場合、”試合”という明確に結果が出る場が頻繁にあります。
野球選手であれば、毎試合打率という形で定量的に評価されます。
都度検証して、次回に活かしていく。そういう地道な努力をしています。
しかし、企業人の場合頻繁に試合のような場面があるわけではありません。
でも、同じように意識はしていくべき。
毎日、その日出来た事、出来なくて次回改善することを明確に意識していくことで、
大きな成果につながります。
毎日5%改善していくだけでも15日で2倍の成果になります。
イチローも日々の積み重ねで200本安打を続けてきたわけで、
我々も日々改善の積み重ねで2倍、3倍にしていかないといけない。
明日いきなり3倍になってることはレアなわけです。
その意識をより持っていきたいと思っています。
どれも当たり前と言えば当たり前ですが、
明文化して意識を強めていくことは非常に大事だと思っています。
なので、敢えて年初の挨拶として話をしました。
去年の中日じゃないですが、今年は勝ちにこだわって、
泥臭く全員プレーでやっていきたいと思います!