産婦人科に学んだ”口コミ”を生む方法

昨日の長女誕生投稿に引き続き、産婦人科感動ネタです。
どうしたら人は口コミをしたくなるのか?の気づきについて。

 
 

なないろレディースクリニックHPより
 
 
自社サービスを広げていく方法として、3つに分けて策を考えています。
・広報PR
・口コミ
・ウェブマーケティング
の3つです。
 
今はとてもアンバランスで、ウェブマーケティング85%位ですかね。
それではサービスとして世の中に根付くことは難しいです。
口コミで自然に広がるサービスでないと、”生活密着型”サービスとは言えないと思っており、
そこが一番強化したいところではあります。
 
 
じゃあどうすべきか。
 
 
色々、カカクコム・食べログ・クックパッドが広がった経緯とか教えてもらいつつ、
自分でも常々考えているのですが、
ちょうど産婦人科でのサービスを体験して分かったフレームがありました。
 
 
それは、”価格期待値を大幅に上回る(感動を生むくらいの)体験”です。
 
そんなの当然と言えば当然なんですが。
ただ、”大幅”に上回ることが肝かなと。
 
 
”期待値”って、過去の経験とか他との比較で設定されるものだと思います。
”出産”というのは経験も多くならないですし比較もしにくいです。
自分の場合、多少低めの期待値(クリニックだし、出産費用は大体変わらない)
が設定されていたかも知れないですが、
それを大幅に上回る体験をしたので、周囲におススメしたくなったわけです。
(とりあえず、取手市民のメンバーに勧めておきましたw 若干遠いですが、、)
 
 
かたやウェブ・アプリのようなサービスになると、
似たようなサービスや体験は過去もしたことがある。というケースは多いと思います。
また、無料のものが多いことから”無料”でも期待値は高く、
たかが300円であってもハードルは驚くほど高くなるわけです。
そのハードルも超えないといけません。
 
 
その中で口コミを生むにはどうしたら良いのか。
レビューや問い合わせで
”無料なので仕方ないと思いますが~”
とか言われてしまう時点で生まれる訳はないですね。
この枕詞はかなり危険です。
”無料にしては良い”というレベルもNGです。
 
 
じゃあ有料アプリと同等で良いかといったらそうでもないと思います。
そもそも、有料アプリを買うとか課金する層というのは全体でも5%位です。
となると、対比のしようがないわけで、
結局対比されやすいのはリアルのサービス・体験が主になってくると思います。
 
 
・リアルでお医者さんに聞くより早く解決が出来た。
・手元の紙よりもわかりやすく簡単に記録が出来た。
そういうことが考えられますが、
ただ”リアルの代替+α”では不十分で、
リアルという”期待値”を上回る予想外の”体験”ができて、
ようやく口コミを生めるんじゃないかなと。 
 
 
「血圧記録が簡単に出来て、簡単にグラフにしてくれるから便利ー
と思ってたら、それだけじゃなく〇〇なことまで!」
 
 
「陣痛が簡単に測れて、間隔まで自動でとれるから便利ー
と思っていたら、それだけじゃなく〇〇なことまで!」
 
その位いって初めて口コミを生める気がします。
 
 
ということで、
「”だけじゃない”カラダノート」
という、どこかで聞いたことがあるキャッチコピーを自分の中だけで意識することにします!

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