富岡製糸場の社訓がレベル高い

週末、初めて富岡製糸場に行ってきました!
そこで日本史好きとして色々熟読してきた訳ですが、
さり気なく売店の中に掲示されていた”社訓”がアツすぎて、
デジカメとスマホで何枚も撮ってしまいました(笑)

 
 

その社訓がこちら。
 

一、常に誠心誠意をもって事にあたろう
一、自己の職分に責任をもち根性をもってやりぬこう
一、品質・原価・利益を絶えず念頭におこう
一、意思疎通をはかり明朗清新な職場をつくろう
一、創意工夫をこらし日々新たな前進を目指そう

 
 
今こんな社訓掲示していたら、
ヘタしたらブラック呼ばわりされてしまいますね。。
”根性もってやりぬこう”とか。
 
 
ただ、時代は明治初期
(※この社訓がいつからあるかはわかりませんが、製糸場自体のスタートが)
”産業を作っていく”というアツい想いがあり、地方から修行として来ていた面なので、
このくらいアツいほうが良かったのかもしれません。
この位の気概がないと、国の根幹となる産業は作れんぞ!と。
一女工に対して、”原価・利益を念頭におこう”と言っているのも非常にレベルが高いなと。
 
 
社会インフラになるような事業を創る!
と言っている身としては、身が引き締まる思いでした。
 
 
ちなみに、この富岡製糸場。
私が最も尊敬する渋沢栄一翁が30歳で立ち上げに尽力した、
器械製糸工場としては、当時世界最大級の工場なんですよ。
 
 
私も30歳すでに折り返ししてますので、
気を引き締めて頑張ります。
 
※娘ちゃんの初温泉@伊香保

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