”責任者”になるための素養とは?

「責任を取る」とは、つまり何をすることなのか?
ということを社内で聞かれたので、自分なりの考えを。

 
「責任を取る」とはつまり、
「逃げずに何とかすること」

だと思っています。
 
しんがりを務め、一番苦しい状態でも誰にも押し付けず、
言い訳をせずに何とかできるまでやり切る。
そういうことかなと。
 
 
大きな会社の不祥事などで、”責任をとって辞める”ということがありますが、
それと”逃げる”とは紙一重の差だと思っています。
 
責任をとって(今後の大規模な変化を加えていく上で自分がいることは弊害になるので)やめます。
の、()内が抜けているだけで、基本的には逃げではない。
ただ、大規模な変化を迎える前に、最低限これまでの精算と整理をしなければいけない中やめてしまうと、
逃げと言われてしまうこともあるので、どこが辞め際なのかは難しいなと。
 
 
まぁそれは主に不祥事の時に使われる”責任の取り方”であって、
一般的には「逃げずに何とかすること」に集約されると思ってます。
 
 
「逃げずに」=予防線をはらない、己と身内の擁護に走らない、言い訳しない
「何とかする」=良い成果につなげる。マイナスであればゼロが最低ライン。

 
 
ここができそうな人間かどうか?
は責任者としてしっかり任せられるかどうかの基準になると思ってます。
 
できる人が責任者になるパターンと、
期待値で責任者にして、できるようになるという”役割が人を作る”パターン。
どちらもありますが、いずれにせよこういう点ができていないと持続はしない。
 
 
経営者としての”責任”という点で考えると、
人を採用して人生の貴重な時間を会社に費やしてもらっている以上、
何とか事業成果という達成感につなげつつ待遇もアップさせないといけない。
それは是が非でも”なんとかしないといけない”
合わせて、最悪の場合でも路頭に迷わすようなことは絶対にないように、
回避策を考えておかないといけない。それはしんがりで逃げずにやり切るべき点。
そこに関しては何とかできる自信があるので問題ないのですが、
一番大事な”責任”は”成果”を出すことなので、なんとかしたいと思います。

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